メリットだけじゃない?屋上緑化を取り入れる時の注意点


天候による周囲へ与える影響

空きスペースを有効活用する目的で自宅やビルの屋上に緑を植える人も少なくありません。この屋上緑化は地球温暖化の防止や室温の上昇を抑えるといった数多くのメリットがある反面、気を付けなくてはいけない点もあります。その一つが周囲への影響です。落葉樹などの植物は、風の強い日に屋上から葉っぱが敷地外に飛んで行ってしまうことも珍しくありません。落ちた葉っぱが近隣の住宅や通行人に迷惑を掛けてしまうなどのトラブルを起こさないためにも、植える植物を考えることが大切です。

水撒きと排水設備の工夫

屋上など高い位置にある植物は、地面に比べて日差しの影響を受けやすく、通常よりも早いスピードで乾くためマメな水やりが必要となります。階段やエレベーターなど簡単に屋上へ上がれる設備が整っている建物であれば問題ありません。こうした設備が備え付けられていない場合はスプリンクラーのような自動灌水設備を設置して手間を減らす工夫をすることが重要となります。同時に余分な水を排水する設備を整えておくことも忘れてはいけません。

害虫の発生を抑える対策をする

植物を設置する上で、重要なポイントの一つに害虫対策があります。害虫の中には植物を栄養とするものも多く、気付かないうちに植えた植物が被害に遭っていたというトラブルが起こるケースも少なくありません。緑だけでなく建物の中に侵入して生活や業務に支障を来すことも考えられます。屋上緑化を行う時は虫が寄生しにくい植物を選ぶ、防虫対策を施すという2点を徹底しなくてはいけません。

屋上緑化は、万一風水害が発生した場合に備えられることや、都市部のヒートアイランド現象の問題解決につながることから大手企業を中心に関心が集まっています。